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北海道建設新聞社
2017/02/03

【北海道】福原が然別のホテルを耐震化−全面改築も含めて検討へ 

 アークスの関連会社福原(帯広市西22条北1丁目13、福原郁治社長)は、鹿追町にある「しかりべつ湖ホテル福原」の全面改築を含めた耐震化を検討している。3月21日から休館し、施設点検を進めながら方向性を見極める。スケジュールなどは未定とするが、同社担当者は「できるだけ早い時期に決めたい」と話している。
 然別湖畔沿いにある同ホテルは、1972年から90年にかけて建設された3棟で構成。客室は計109室、延べ面積は計約1万3000m²の規模となっている。
 3棟のうち2棟は1981年以前の旧耐震基準で建設しており、同社では耐震化に向けた協議に着手。建て替えか耐震改修に向けた方向性を探ることにした。
 今後の計画については3月の休館後に固める。耐震化に向けて同社担当者は「施設が老朽化し、耐震改修しても建て替えと工事費は変わらない」と述べ、全面改築の可能性が高いとみられる。一方、ホテル売却も含めて検討するとし「いろんな選択を持って決めていければ」と話している。