豊田市は、樹木住宅の改築計画に伴う新住宅建設を計画しており、買取型整備事業(設計施工一括発注方式)として、総合評価型方式による事業者の募集を開始した。参加表明の期間は2月20日まで。同事業の採用は同市で初となる。
募集要項によると、単独事業者の参加資格は元請けとして共同住宅などの新築工事(延べ床面積1000平方b以上)で、2006年4月から16年12月の間に施工実績を有すること。建設業法に基づく建築工事業の許可や建築士法に基づく一級建築士事務所の登録を受けていることなど。また、グループの場合も代表事業者と構成員が同様の資格や実績要件を満たしていることとしている。
事業内容は、市営住宅48戸と付帯施設の設計と建設一式。同施設の売却に関わる事務。予定価格は7億0686万3000円(税込み)。履行期限は18年3月20日。参加表明に関する質問は2月7日までで、募集要領などに関する質問は2月20日まで。事業者選定は技術提案型総合評価方式で提案書の提出受け付けは3月10日午後2時まで。3月下旬にヒアリングを行い、結果を公表する。
樹木住宅は、施設の老朽化に伴う建て替え計画として、設計を終えている他、11年度に解体工事を完了している。その後、事業予算などから新住宅の建設が見送られていた。建設地は樹木町4。敷地の現況は更地。
問い合わせ先は豊田市都市整備部建築住宅課 電話0565(34)6648。
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建通新聞社