アクアイグニス(東京都中央区)は1月27日、同社をはじめ4社による合同会社三重故郷創生プロジェクトが計画する「アクア×イグニス多気(仮称)」の一角にスペインのサンセバスチャン市協力によるレストランや工房体験ミュージアム型店舗を配置する方針を明らかにした。今後は環境アセスなどの手続きが順調に進めば、11月にも着工したい考えで、今後施工者の選定を進めていく。完成は2019年11月を予定している。
同事業は、アクアイグニスとイオン子会社のイオンタウン(千葉市)、ロート製薬(大阪市)、ファーストブラザーズ(東京都千代田区)が設立した合同会社三重故郷創生プロジェクトが事業者となり、薬膳レストランや宿泊施設、温浴施設、産直市場、アウトドア体験ゾーンなど滞在型複合施設を整備するもの。
敷地内は、買い物だけでなく、工房見学や体験、そして教育まで取り入れた、和食と複合商業リゾートとして整備する方針で、日本の伝統産業の活性化を目的に料理道具食器などの工房体験ミュージアム型店舗やサンセバスチャン市協力によるレストラン、料理学校なども整備する計画だ。
計画地は多気町前村670。伊勢自動車道・勢和多気インターチェンジの東側で、面積は118万9000平方b。
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建通新聞社