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建通新聞社
2017/02/03

【大阪】70社が投資計画ありと回答 企業立地促進

大阪府は、2016年度の企業立地促進補助金に係るアンケート調査の結果を明らかにした。回答した企業の6割に当たる約70社が、今後5年以内にさらなる設備投資などの投資計画があると答えた。
 府では、企業立地補助金を交付した事業者の立地要因や売り上げ、雇用状況などを把握するため、アンケート調査を実施している。今回の調査対象となったのは、15年度末までに補助金の交付を決定した195社。
 今後(5年程度)の投資計画では、回答した125社のうち、32社(25・6%)が「具体的な投資計画がある」、40社(32%)が「近い将来投資する予定がある」と答え、約6割の事業者が高い投資意欲を持っていることが分かった。
 投資計画の具体的な内容としては、「機械設備などの充実」が53社でトップ、「工場・研究所の新設、増改築」が27社、「物流施設(倉庫)の新設、増改築」が6社、その他が1社と続いた。
 16年度の企業立地促進補助金に関しては、交付先として▽利晃製作所(堺市南区・配管加工工場建設)▽ユウカ(八尾市・チョコレート菓子製造工場建設)▽大喜工業(岸和田市・建設機械部品製造工場建設)▽マエキン(泉南市・アルミ製溶接構造物製造工場建設)▽コーヨークリエイト(堺市堺区・建設用構造物製造工場建設)―の5社が決定している。
※投資計画と業況見通しの表は建通新聞電子版に掲載中。

提供:建通新聞社