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　東京都建設局第四建設事務所は、石神井川の治水対策として新設する城北中央公園地下調節池の１期工事の一般競争入札を２０１７年度第２四半期に公告する。ＷＴＯ政府調達協定の対象案件として、技術提案型総合評価を適用する見通し。18年第１回都議会定例会で請負契約の承認を得て、18年３月末に着工する計画だ。１期の基本・実施設計業務はパシフィックコンサルタンツ（千代田区）が担当した。
　城北中央公園地下調節池の貯水量は25万立方�b。毎時75�_の豪雨に対応する設計とし、周辺地域の浸水を防ぐ。建設地は練馬区と板橋区にまたがっており、１期では練馬区羽沢３ノ14〜17、２期では板橋区小茂根５ノ19の敷地（合計約２万平方�b）に施設を配置する。
　１期では延長１１０�b、幅30�b、深さ30�bの函体構造物を建設する。貯留容量は７〜10万立方�bを想定している。石神井川が流れる西側に取水口を設ける。貯留水は川の水位が下がればポンプアップして排水する。22〜23年度の完成を予定している。
　現在、１期の敷地に残る住宅の基礎部の撤去工事を17年３月の工期で進めている。また１期の北側一部の基礎撤去と２期区域の樹木移設工事を17年10月に発注する予定だ。
　２期工事は24年度以降を予定している。２期の設計業務は18年３月の納期でパシフィックコンサルタンツで進めている。

提供：建通新聞社