岐阜県林政部は、「森の恵みのおもちゃ美術館」(仮称)建設地の地下に整備する「宇佐地区文化施設共同駐車場」(仮称)の建設工事を土木と建築に分けて一般競争入札する。順調なら2月に公告し、3月に施工者を決め、2017年度早期の着工を目指している。
計画によると、図書館や美術館などへの来館者用として、収容台数60台程度を想定し、地下に1層、面積約2400平方bの駐車場を整備する。
県恵みの森づくり推進課が公表した工事発注見通しによると、土木工事の概要は土工や仮設土留めで、約2億円を見込む。建築工事の概要は躯体と杭工事で、約4億円を見込んでいる。両工事の工期は約12カ月。
また、おもちゃ美術館の計画規模は、木造平屋約980平方b。美術館着工は駐車場を整備することからこの工事の進捗状況などにもよるが、17年度の第4四半期になるもようだ。
両施設の設計は、デザインボックス(岐阜市)が担当している。
おもちゃ美術館や共同駐車場の建設地は、旧・県福祉友愛プール(岐阜市宇佐4ノ2ノ2)の解体跡地。
提供/建通新聞社(2017/01/31)