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建通新聞社(中部)
2017/02/07

【愛知】莇生住宅大規模改修計画17年度2期工事へ みよし市

 みよし市は、2017年度事業で「莇生住宅」の大規模改修2期工事に着手する計画で予算化を図る。現在進めている1期工事が10月ごろに完了することから、引き続き2期工事に入る見通しだ。工事は建築工事の他、電気設備と機械設備を分割して、別途発注する見込み。
 計画によると、今回の大規模改修ではエレベーターを新設する他、各階段を現在の階段廊下室型から片廊下型に改修する予定。また、浴室や配水管など室内全体をリニューアルし、バリアフリー化を図る。
 莇生住宅は、A〜C棟の3棟で構成。1期工事として、A棟(プレキャストコンクリート造4階建て延べ1060平方b、3DK16戸)の改修を16〜17年度で進めている。A棟の完成後にB棟の改修に着手し、18年度までの2カ年で改修する計画だ。B棟の規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1608平方b、3DK24戸。
 同事業は、施設の老朽化対策としてリニューアルするもので、合わせてバリアフリー化を進める。16年度から20年度までの4カ年計画として、A〜C棟の3棟を順次改修していく。
 同市では今後、17〜18年度でB棟を改修した後、19〜20年度でC棟(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2134平方b、3DK32戸)を改修する予定。総事業費は約10億3000万円。
 設計は松浦建築事務所三好事務所(みよし市)が担当した。所在地は莇生町川原1。

提供:建通新聞社