愛知県新城設楽建設事務所は、東栄町の「鎌沢」に新たな砂防ダムの建設を計画しており、予備設計を開始した。梶川土木コンサルタント(刈谷市)に業務を委託、3月をめどに計画の概要をまとめる。2017年度事業で用地調査や国との協議などを進め、事業化を目指す。
計画では、東栄町振草地内で旧粟代小学校や郵便局、住宅などを保全対象に、新たな砂防ダムを建設する。今回の業務では、鎌沢で現地測量を行い、現況を把握。ダムの配置や設置数などについて、事業効果や経済性などから検討する。
同事務所では今後、17年度に地元説明を行いコンセンサスを図る他、用地取得に向けた用地調査を進める。国への事業採択に向けた協議や砂防指定地編入などの手続きを行い、事業化を図る。
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建通新聞社