全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　一般財団法人日本建築防災協会は25日、２０１６年度の耐震改修優秀建築・貢献者表彰の審査結果を発表した。鳥取県からは、米子市の米子市公会堂が栄えある国土交通大臣賞（耐震改修優秀建築賞）に選ばれ、鳥取県の鳥取県庁舎が耐震改修優秀建築賞に選ばれた。２月21日に東京で予定されている式典で建築主（事業者）、設計者、施工者の３者が表彰される。
　この表彰は、国内の建築物の耐震化や防災・安全性の確保の促進、安全安心建築ストックの形成を目的に、優れた耐震改修を実施した建築物及び関係者などを表彰するもの。２０１４年に耐震補強及び大規模改修した米子市公会堂（米子市角盤町４丁目）は、日建設計、桑本総合設計の設計で、鴻池組・美保テクノス・平田組ＪＶが施工した。09年11月から11年12月までの工期で免震改修した鳥取県庁舎（鳥取市東町１丁目）は、大成建設・桂設計事務所ＪＶの設計で、大成建設・大和建設ＪＶが施工した。