静岡県は、2020年東京五輪の自転車競技の一部が伊豆市で開催されることを受けて伊豆地域に自転車走行空間の広域ネットワークを構築する。これに伴い静岡県沼津土木事務所は、沼津土肥線と伊東大仁線における自転車ネットワーク整備計画策定業務を大日コンサルタント静岡事務所(静岡市葵区)に委託した。納期は3月24日。今後の具体的な整備計画については、2月以降に開かれる検討会などで詰めるとみられる。
伊豆地域は地形などの条件のため自転車専用レーンの確保が困難なため、車道の左端に自転車の走行路を示す矢羽根などを設けることを検討している。今回の業務では、実際に沼津土肥線にシールなど簡易な矢羽根を設置して、矢羽根の大きさや設置間隔などの検証をする。その他、現地踏査や自転車通行空間の設計、整備費用の算出、検討会運営補助を行う。
業務の延長は、沼津土肥線が口野交差点から大瀬崎までの延長18`、伊東大仁線は三福から田原野交差点までの延長7・3`。
提供:建通新聞社
(2017/1/27)
建通新聞社 静岡支社