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　第３回福井市文化会館整備基本構想・基本計画策定委員会（委員長＝山崎茂雄福井県立大学教授）が２５日開かれ、整備方針として「建替による再整備」を明記した基本構想素案が承認された。
　事務局は「建替には現地と移転の二通りがあるが、候補地は４月に入ってから第４回で提示したい」とし、整備方針は示したものの、建設場所には言及しなかった。
　また、今後のスケジュールとしては、７月までに３回の会合を開き、建設場所や規模、諸室（練習室・会議室など）の内容を固めたいと説明。
　素案では▽感動▽育成▽発信―を基本理念に掲げ、機能は（１）鑑賞（２）交流（３）創造（４）継承（５）情報（６）集客―を列挙。整備方針に関しては「改修では課題が残る」と指摘し、「建替」を明記。整備要件には「舞台芸術に重点を置き、音楽（クラシック）に対応できる多機能ホール」などを盛り込んだ。