日本工業経済新聞社(山梨)
2017/01/24
【山梨】来年度実施計画を 中央市の新都市公園は5haで計画
中央市は、田富ふるさと公園に代わる新都市公園の基本設計に着手した。来年度の都市計画決定と実施設計、2018年度からの用地取得を目指している。
新公園の建設地は、田富庁舎北側の新山梨環状道路と田富西通り線に囲まれた市街化調整区域の一画。面積は約5hで、災害時における救助復旧や応急仮設住宅建設可能な避難拠点としての機能を持たせる。
昨年10月には地権者18人に対しての説明会を開き、賛同を得て11月には基本設計を発注。請け負ったブレーンズ(笛吹市一宮町竹原田1674)は9月の納期に向けて業務を進めている。完了後は実施設計に移行し、17年度末には仕上げ、翌年度から用地交渉に取りかかるとしている。
同時に、来年度のなるべく早い時期に都市計画決定を行いたい考えで、ある程度内容が固まった段階で地元への説明を行う計画だ。
なお、現在の田富ふるさと公園を建設用地とする田富北小学校移転事業については、12月補正予算で移転にかかる基本計画策定費用を対応しており、来年度には仮設校舎の実施設計へと駒を進める予定となっている。
【写真:新都市公園の建設予定地。後方は新山梨環状道路。図の網がけ部分】