トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2017/01/24

【福井】新年度、可能性調査も視野/文化会館PFIなど検討で/福井市

 福井市は17年度、老朽化が目立つ文化会館(春山2丁目7―1)の再整備に向け、基本構想に引き続き、基本計画の策定を進める構えだ。基本構想は今年度中にまとまる見通し。
 9月議会では、整備手法の1つとしてPPP・PFIの導入を検討する方針を表明しており、その方向性に沿って、新年度中の可能性調査の実施も視野に入れながら具体化を図っていく方針。
 文化会館(SRC造地下1階地上4階建て延べ5439・13平方メートル)は耐震性能の不足や本体・設備の老朽化が著しいのが現状。再整備にあたり、求められる施設・機能や改修、新築も含め、幅広い視点から現状を認識するとともに、将来に向けた議論を進めるため、今年度から基本構想・基本計画策定に着手した。
 具体的には「基本構想・基本計画策定支援業務」をシアターワークショップ(東京都渋谷区)に委託し、10月には、学識経験者らでの構成する「基本構想・基本計画策定委員会」を設置。策定委は25日に3回目の会合を開き、構想案を取りまとめる予定だ。
 なお、市では、文化会館に隣接し、3月末で閉館する市民福祉会館(SRC造地下1階地上7階建て延べ6917・79平方メートル)の跡地についても、文化会館との一体的な活用を検討している。

hokuriku