日本工業経済新聞社(山梨)
2017/01/23
【山梨】新環状未事業化区間の整備効果プロポ
国土交通省甲府河川国道事務所は、新山梨環状道路について2017年度の設計検討業務と環境影響検討業務の簡易公募型プロポーザルの手続きを開始した。
設計検討業務では、北部区間(L17q)の事業化されていない10qについて、事業化へ向けた整備効果などを検討。また、既事業化区間(L7q)の修正設計、関係機関協議用資料作成なども行う。
同省が整備を担当する北部区間は、16年度に(仮称)広瀬IC〜(仮称)桜井IC間(L2q)が新規事業化となり、測量、地質調査、道路設計を実施。事業化されている(仮称)牛句IC〜(仮称)宇津谷交差点間では環境調査、道路設計を行っている。
一方、環境影響検討業務では、北部区間の環境保全措置の具体化、モニタリング調査などを実施する。さらに、新笹子トンネル改修に伴う保全対策を検討する。
参加資格は、2件とも土木関係建設コンサルタント業務の認定者。参加表明を2月6日まで受け付け、企業や配置予定技術者の経験や能力、業務実施体制などを評価して技術提案書提出者を2月16日に選定。技術提案の提出期限は2月27日で、提案内容などを評価する。業務成績については、全国評価の試行を行う。特定日は3月15日。