岐阜県美濃土木事務所は、百年公園(関市小屋名1966)の園内周回園路整備に伴う概略検討に入った。大日コンサルタント(岐阜市)が3月20日までにまとめる。これを基に2017年度に詳細を詰める予定だ。詳細設計として別途委託するかどうかは未定。工事時期についても現段階では未定だ。
百年公園は、1971年に県設置100年の記念事業として整備された全体で100fの公園。 公園の南北に入り口があり、南側には博物館や、ちびっこ広場、トリム広場などが配置され、北側には児童園、巨大遊具広場、花木を楽しむエリアなどが配置されている。北入り口から南入り口までの距離は2500b。こうした各施設を結ぶ遊歩道と、東側の外周に沿ったサイクリングコースはあるものの、現在は全体を周遊する歩道がない。特に西側には外周に沿った園路がないため、周遊性の向上に向けた整備を計画した。
今回の委託では、サイクリングコースや他の園路の活用を含め、西側を周遊する新たなルートを選定する。また、ルート検討に必要な現況の園路測量も併せて行う。
同公園では、経年により傷んできた園路や施設の整備などを順次進めており、この整備もその一環となる。16年度には巨大遊具の整備の他、新たにドッグランやグラウンドゴルフ場などを新設した。
提供/建通新聞社(2017/01/23)