愛知県豊田加茂農林水産事務所は、枝下用水の逢妻支線で漏水対策などの長寿命化改修を計画しており、事業計画を策定する。アローコンサルタント(名古屋市北区)に業務を委託、2016〜17年度で計画策定を進める予定。17年度に国への事業認可を申請するなど早期の工事着手に向けて準備を進める。
逢妻支線は、豊田市上丘町地内から西岡町地内に至る延長約5・2`。口径500〜900_の地下パイプラインで、管種は強化プラスチック複合管が延長4・6`、残る区間でダクタイル鋳鉄管やヒューム管で対応している。
同事務所では、16年度の機能診断を検証した結果、上丘町地内などの延長約2・3`を対象に改修事業を行うことを決定した。今回の事業計画で概要をまとめる他、概算事業費などを算出して盛り込む考えだ。
今後は、17年度に関係資料などを作成して国に事業認可申請を行う。18年度の事業採択を見込んでおり、採択後に詳細設計に着手する。事業期間は4〜5年を予定している。
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建通新聞社