小矢部市は、市民体育館耐震補強および大規模改修工事を、2月をめどに条件付き一般競争入札で公告する。発注は▽建築主体▽電気設備▽機械設備―の3分割となる。
工事は4月上旬に着工し、18年2月末の完成を目指す。工事期間中は利用できない。
耐震補強は 屋根や玄関ホールなどが対象で、吊り天井を撤去し、指定避難所としての耐震基準を満たすものとする。大規模改修工事では、アリーナ床と内壁の全面張替、アリーナ照明設備の更新、トイレ、更衣室、シャワー室の改修、玄関ポーチと玄関ホールのバリアフリー化に取り組む。
同体育館(城山町地内)は73年11月に建設され、施設規模はSRC造2階建て、延べ床面積2471・50平方メートル。1階が競技場、器具庫、ロッカールーム、ステージ、ホール、2階が273席の観客席となっている。14年度には耐震診断を実施した。
12月補正予算には工事費4億2000万円、工事監理委託費890万円が盛り込まれた。
実施設計は中川建築設計事務所(高岡市城東)が担当。