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建通新聞社四国
2017/01/20

【徳島】鳴門市 3期事前工8月以降に 第一中学校校舎改築

 鳴門市は、第一中学校の校舎棟改築について、現在進めている2期工事を8月にも完了させ、新校舎への引っ越し後既設校舎棟の解体など3期工事に向けた事前工事に着手する考え。事前工事は年内の完了を目指し発注するが、3期工事の発注についてはこの事前工事の動向を見ながら時期を見極める方針。
 2期工事では、解体中の既設校舎棟跡地に、鉄筋コンクリート造4階建て延べ2096平方bの校舎を整備中。建築主体は亀井組・姫野組工事共同企業体(JV)が担当。新校舎棟全体の計画規模は鉄筋コンクリート造4階(一部5階)建て延べ9974平方b。この校舎棟を3期(全体計画では外構などを入れて4期)に分けて整備している。すでに完了した1期工事(藤木工務店・吉成建設JV施工)では、体育館南側に4階建て延べ3925平方bの校舎などを整備した。
 3期工事の新設校舎棟の規模は延べ約3900平方b。既設校舎棟(職員室部分除く)と既設視聴覚室棟合わせて延べ5000平方b程度の建物を解体撤去し整備する。一連の校舎改築の中心部分に位置し、1期と2期の校舎は最終的にこの3期部分と連結し、Tの字型の一体的な校舎を形成する。当初計画では、4期工事を含め2019年度内の完成を目指していたが、かなり遅れている。設計は平島弘之+TEAM28(徳島市)が担当。
 建設地は撫養町南浜字浜田37ノ1。

提供:建通新聞社