田上町議会は18日、「(仮称)地域交流会館等建設調査特別委員会」を開催した。国の交付金が認められたことから事業を前倒しし、23日に開く臨時議会で用地測量調査費などの関連経費を計上、17年度当初予算に工事費を盛り込むことなどが示された。
今事業は、国道403号線に面した役場向かいの敷地(原ヶ崎新田地内)に、地域交流会館(RC造2階建て延べ約2500平方メートル)、飲食・店舗(W造平屋建て延べ約500平方メートル)、憩いの広場、観光情報案内施設(W造平屋建て延べ約300平方メートル)、トイレなどを建設し、にぎわい・交流の拠点「道の駅たがみ」として整備するほか、吉田新田地内にある旧原ケ崎交流センター(RC造延べ1326平方メートル)の耐震改修に加え、増築(RC造平屋建て延べ347・25平方メートル)などを施すもの。
地域交流会館(事業費16億5500万円)は、16年度内に測量調査を行い、17年度に実施設計と並行してボーリング調査を実施。17−19年度で建築工事を行い、19−20年度で外構工事を進める。地域観光情報案内施設(同3500万円)と憩いの広場(同6900万円)、原ケ崎運動広場(同2000万円)はいずれも19年度に実施設計、20年度に工事を予定。また、原ケ崎センター整備(同3億6000万円)は17年度に耐震診断とボーリング調査などを行い、18−19年度に実施設計と並行して耐震改修と増築工事を行う方針。
設計は堤建築設計事務所(新潟市中央区西堀前通)が担当する。
今後、基本設計に入り、11月中に実施設計を完了させたい考えだ。