大野市は、計画する「(仮称)大野市産業団地」について、17年度に実施設計業務に着手する方針だ。当初予算での委託料計上を目指し、調整を進めている。
計画によると、富田地区の七板、土打、富塚地係を建設地に、計画面積約17ヘクタールの規模で整備。18・19年度の2カ年での造成を予定しており、19年度中の分譲開始を見込んでいる。
市では、活用可能な用地が中野・春日野の両工業団地合わせて約2ヘクタールのみ。そのため、広い敷地を必要とする企業には対応できない状況となっており、中部縦貫自動車道全線開通や北陸新幹線福井開業のストック効果を最大限活かすため、新たな企業の誘致へ用地整備が急務となっている。
基本設計等は、九頭竜測量(大野市鍬掛)が担当。