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大阪市は、４月以降の工事請負契約について、一般競争入札の取り扱いを一部改正する。建築工事の物件等級ごとに定める、発注予定価格の変更などが主な改正点だ。４月１日以降の発注分から実施する。
　同市が発注する建築工事では、総合評定値（Ｐ点）や発注予定価格により、物件ごとにＡ〜Ｄの４種類にランク付けしている。今回、改正するのはＢランク以下の発注予定価格（税込）。Ｂは現行２億円以上６億円未満を１億５０００万円以上６億円未満、Ｃは現行４０００万円以上２億円未満を３５００万円以上１億５０００万円未満、Ｄは現行４０００万円未満を３５００万円未満にそれぞれ変更する。
　また、入札参加において特定建設業の許可が必要となる金額を変更。建築工事では、現行の予定価格７０００万円以上を９０００万円以上、建築以外の工事では、現行の６０００万円以上を８０００万円以上に変更する。
　たたみ工事の受注制限では、支店業者の受注は不可となる。

提供：建通新聞社