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　県医務課は、公募型プロポーザル方式で参加者を募っている「子どもの心のケアに係る総合拠点（仮称）設計業務委託」（甲府住吉２丁目）に寄せられた質問に対する回答を公開した。
　主な内容は、「今回の４施設は、全て合築してもかまわないのか」との質問に「合築とするか別棟とするかも含めて提案を行っていただく」と回答。
　「敷地周辺のインフラ（電力・通信・上下水道・ガス）敷設状況を示す資料または将来整備計画などの提示を」については「整備計画地には２０１７年度中に撤去予定の県職員研修所があり、インフラを利用できる状況。現時点で把握している将来整備計画はない」とした。
　「整備する４施設の運営主体は」との質問には「全て山梨県」と回答した。
　回答書は県ホームページに掲載している。
　総合拠点は、甲府市住吉２丁目の中小河原職員宿舎と住吉合同庁舎の跡地と県職員研修所敷地を合わせた１万４３００�u程度に計画。プロポーザルは昨年末に告示し、施設および付帯外構工事の基本・実施設計を行う２者設計ＪＶ（県内本社１者を含む）を募っている。設計委託料の上限は１億７１７万４０００円（消税含む）。
　施設規模は合計延床面積６５００�u程度。想定工事費は27億円以内（建築本体、電気設備、機械設備、外構を含む。消費税込み）。
　参加表明は１月19日まで、技術提案は２月17日から２月23日まで受け付ける。履行期間は３月から２０１８年３月まで。18年７月から８月に建設工事入札手続きを行い着工し、19年度秋の完成を想定している。