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日刊建設工業新聞
2017/01/18

【鳥取】地震被害の東伯総合体育館改修 1月中に実施設計,今年度内にも工事発注へ

 琴浦町は、中部地震で吊り天井の一部が破損、落下するなどの被害を受けた東伯総合体育館耐震改修事業として2億1000万円余を12月議会で補正したが、1月中にも実施設計を委託。2016年度内に工事発注、17年内の完成を目指す。
 田越の東伯総合運動公園にある東伯総合体育館は、わかとり国体の相撲会場となった建物で、1984年5月に完成。鉄筋コンクリート造平屋建て(一部2階)延べ4086平方b(アリーナ部分1190平方b、武道室330平方b)。
 避難所にも指定されているため、吊り天井の撤去と併せ、耐震改修を行うことにした。天井は膜天井に改修。照明施設もチェーンなど落下防止装置を設置、ガラスは破損防止のためフィルムで補強、トイレも避難所として利用することを考慮し洋式化する予定。武道室には被害がなかったが、併せて改修する。