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建通新聞社
2017/01/18

【大阪】大阪市 南港市場再整備へ基本設計公告

大阪市は、中央卸売市場南港市場の再整備に向け、基本設計などに着手する。業務は公募型プロポーザルで公告、2月3日まで参加申請を受け付けている。その後、3月3日まで企画提案書を受け付け、同月下旬に選定結果を通知する予定だ。
 単独企業または共同企業体での参加が可能。参加資格は、測量・建設コンサルタントで、「建築設計・監理」の登録があることなど。
 計画では、整備後30年以上が経過している南港市場の再整備に向け、施設の新築や、既存施設の減築、大規模改修を行う。建設事業に当たっては、実施設計・施工・維持管理を一括するデザインビルド方式を採用する方針。
 今回委託する業務には、施設整備の基本設計の他、同方式採用に向けた発注支援業務や、既存施設のアスベスト調査などが含まれる。納期は2018年3月30日。契約上限金額は5356万8000円(税込)。
 南港市場は住之江区南港南5ノ2ノ48に位置し、敷地面積は約10万平方b。新築する施設は▽大動物棟(鉄骨造2階建て延べ9500平方b程度)▽小動物棟(同6250平方b程度)▽関連施設(鉄骨造平屋2500平方b程度)▽病畜棟(同184平方b程度)▽洗車場・おがくず置き場(同220平方b程度)―の5施設。
 減築・大規模改修の対象となるのは本館棟で、既存規模は鉄筋コンクリート他造2階一部3階建て延べ約2万3340平方b。
 基本計画の策定業務はピーピーアイ計画・設計研究所(大阪市中央区)が担当した。

提供:建通新聞社