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日刊建設タイムズ社
2017/01/16

【千葉】オリコンで調整池詳細設計など/県銚子土木/国道126号八木拡幅/1工区3q整備、進捗26%

 県銚子土木事務所は、社会資本整備総合交付金事業で国道126号八木拡幅を進めている。本年度は事業費1億1600万円で用地買収や函渠工、軟弱地盤解析及び盛土安定解析、調整池詳細設計などを実施。先月20日の入札で事業計画検討業務をオリエンタルコンサルタンツ(千葉事務所・千葉市中央区新田町5―10)に委託した。委託金額は予定価格1583万円(消費税抜き)に対し1498万円(同)。委託工期は2017年3月25日。
 同業務は、残事業費や残工事を精査するとともに、現在進めている1工区3qについて進入路の確保に向けた検討を行う。また、軟弱地盤解析及び盛土安定解析、調整池の設計もオリエンタルコンサルタンツに業務を委託。調整池は1〜4号の4か所を計画し、このうち銚子市八木町地先に設置する3号、4号の2か所の設計を委託した。
 調整池は3、4号が銚子市、1、2号が旭市に設置する。容量は1号が670立方m、2号が500立方m、3号が460立方m、4号が2990立方m。3、4号の構造等は設計の中で検討する。
 また先月27日には、軟弱地盤解析及び盛土安定解析その2を興亜開発に予定価格1520万円(消費税込み)に対し1430万円(同)で委託した。
 一方、函渠工は9月21日の入札で、岡田土建が予定価格7243万円(消費税抜き)に対し7180万円で落札。17年3月25日までの工期で工事を進めている。
 工事は、銚子市八木町地先で、国道126号八木拡幅と交差する市道の機能を確保するもの。概要は工事延長88・5m、函渠工L28・5m×B5・0m×H4・7m、進入路工一式。構造はボックスカルバート。工法は場所打ち鉄筋コンクリート構造。
 同路線は、地域高規格道路銚子連絡道路約30qの一部を構成する道路。現国道126号の交通混雑緩和、線形不良による事故多発区間の改善、幅員狭小区間での歩行者や小中学校の通学路の安全性確保など利便性の向上による地域の活性化を目的に、銚子市三崎町地先から旭市八木地先までの約5・7qについて社会資本整備総合交付金工事として整備を進めている。事業期間は2018年度まで。総事業費は約37億円を見込む。
 事業は1〜3工区に分けて実施。現在は、旭市の飯岡バイパスから国道126号の現道に接続する銚子市常世田町までの約3・0qを施工中。2工区は、常世田町地先から再度国道126号にタッチする約1q区間。3工区は銚子市三崎町までの約1・7q。
 全体の事業計画は延長5700m・幅員21・25m、用地買収10万5200u、盛土12万u、切土13万u、函渠工5か所、舗装工5700m。本年度末の事業進捗率は約26%で、用地取得の進捗率は昨年度末で約75%。
 来年度以降の計画は、用地買収1万1391u、盛土12万u、切土13万u、橋梁3か所、函渠工4か所、舗装工5700m。k_times_comをフォローしましょう
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