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　ビジネスホテルなどを展開している共立メンテナンス（東京都千代田区外神田２丁目１８番８号、佐藤充孝代表取締役社長）が金沢市下堤町他地内で計画を進めている「（仮称）御宿　野乃金沢」は、６月の着工を目指している。
　計画によると、建設規模はＲＣ造１３階建て延べ１万１８０７・６６平方メートル（建築面積１０７５・０９平方メートル）。高さは４４・９９メートル。場所は旧北國銀行本店跡となる同市下堤町１―１、下松原町３１―２で敷地面積は１６３６・０８平方メートル。
　着工は６月１日、完成は２０１８（平成３０）年１２月末の予定。設計は共立エステート（東京都文京区湯島）、現代綜合設計（大阪市中央区道修町）が担当。
　共立メンテナンスでは北陸新幹線の開業に伴い、沿線エリアに新ブランドとなる和風プレミアム「御宿野乃」を展開しており、昨年６月には富山市で「天然温泉富山剱の湯　御宿野乃」（１５１室）、７月には長野市で「天然温泉善光の湯　ドーミーイン長野」（１５３室）を新たに開業している。
　従来のビジネスホテルにはない新しい発想で業界の先駆けとなった大浴場の設置、地域の特産品を活かした朝食バイキングをはじめ、夜鳴きそばの提供、ビジネスやファミリー、カップル、海外からの旅行者といった幅広い宿泊形態に柔軟に対応できる大小様々なタイプの客室を用意し、人気を集めている。