新発田市が岡田地内で整備を進めている食品工業団地の拡張区画に、栗山米菓、日東アリマンの2社が進出する見通しであることが11日までに分かった。
拡張用地の規模は約3・5ヘクタールで、栗山米菓、日東アリマンともに1ヘクタール程度を取得するとみられ、2月中旬に執り行われる拡張区画の竣工式に併せて進出協定に係る調印式が行われる予定。当初、団地内の食料品製造業3社が進出を検討していたが、このうち宮野食品工業所は既存用地内での施設拡張となった。
既存の食品工業団地は約11ヘクタールで、11社が立地。市では食品工業団地の土地取得額の30%以内を助成しており、工場取得で市内業者に発注する場合は1%以内の上乗せを行うなどの優遇措置を講じている。二階堂馨新発田市長は、かねてから用地の半分は、市外企業を誘致したい意向を示しており、今後、誘致に向けて具体的に動き出すとみられる。