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北陸工業新聞社
2017/01/12

【石川】木造躯体の新分野検証/県内初伊東豊雄氏が設計/LVLとCLTの複合建築物/ウッドワン営業所兼ショールーム/野々市/みやび建設(滋賀)で着工/

 木質総合建材メーカーのウッドワン(広島県廿日市市木材港南1番1号、中本祐昌代表取締役社長)が、野々市市内で計画している「(仮称)ウッドワン金沢営業所兼ショールーム新築工事」は、世界的建築家の伊東豊雄氏が設計を担当することになった。同氏が石川県内で設計を手掛けるのは初めてで今後、話題を集めそうだ。
 ウッドワンの広報によると、今回の施設はLVL(単板積層材)とCLT(直交集成板)を採用した複合建築物で、木造の構造躯体の新分野を検証していくという。同社の主力商品である床や室内ドアといった建材、住宅設備機器についても、工務店などの建築業者へ営業を強化していく。
 新施設の建設規模は、W造2階建て延べ499・22平方メートル。1階がショールーム、2階が事務所となる。敷地面積は1068・47平方メートル。完成は5月下旬を予定している。施工は、みやび建設(滋賀県近江八幡市)で、このほど着工となった。
 既存の事務所が築30年程度経過し、老朽化が進んでいたため、国道8号沿いの現在地(野々市市御経塚4丁目72番地、73番地)で一新する。

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