トパテック(輪島市三井町三洲穂ろ1番5、兵庫秀彦代表取締役社長)の関連会社で、チューブ充填加工などのダイコウ化研(大阪府八尾市西弓削1丁目67番地)は、輪島市臨空産業団地内に移転する方針を固めた。18年度中にも本社及び新工場の建設に取り掛かり、19年秋ごろの移転完了を目指す。
計画によると、ダイコウ化研は同市臨空産業団地内に本社、工場を構えるトパテックの隣接地で約4000平方メートルの敷地を取得。本社、新工場の完成時期は19年10月を見込む。総事業費には約5億円を投じる。
輪島市が造成、分譲を手掛ける臨空産業団地は能登空港に近く、企業の要望によるオーダーメイド造成が可能。分譲対象は地元雇用の拡大につながる企業とし、アルミチューブや樹脂容器製造・販売のトパテックも大阪府にあった本社・工場を全面移転した。今回、ダイコウ化研側は石川県や市から同団地への移転要請を受け、進出する。