日本工業経済新聞社(茨城)
2017/01/13
【茨城】坂東市が道の駅整備へ諮問委員会開く
坂東市はこのほど、(仮称)道の駅坂東について、第3回整備運営方針諮問委員会を開催した。会合では、道の駅と圏央道坂東PAの連結を目指す方針を示したほか、計画予定地のゾーン分けや、施設の配置案などを検討した。今後、2月に第4回の開催を予定しており、3月にも中間取りまとめ案を策定したい考えだ。
弓田(ゆだ)地内に計画している道の駅坂東は、市道弓馬田638号線と圏央道に挟まれた区域を予定地としている。市道弓馬田638号線は、坂東インターチェンジ〜つくばハイテクパークいわいをつなぐ新道で、予定地の南側を走る。
ゾーン分けによると、南側市道寄りに建物や駐車場などの道の駅ゾーン、北側に調整池の親水ゾーン、東側に桜の里山ゾーン、西側に農園やキャンプ場などの里山体験ゾーンを配置している。桜の里山については、公園・広場としても整備する方針。
導入する施設は、駐車場(A1000u)、トイレ(A60u)、情報発信施設(A140u)、農産物直売施設(A400u)、特産品販売施設(A160u)、加工施設(A100u)、飲食施設(A200u)、イベント広場(A400u)、里山体験公園(A2万4000u、農園含む)、桜の里山(A4万4000u、公園含む)、キャンプ場(A2500u)、バーベキュー場(A1500u)、調整池(A1万1000u)、防災施設(A1600u)、バックヤード(A700u)を想定。
施設の配置では、「食にこだわる」「歴史にこだわる」「魅力にこだわる」の3案を挙げている。今後、これらの案などを参考に、具体的な施設の配置や面積などを検討していく。