建通新聞社(神奈川)
2017/01/10
【神奈川】神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例 施行規則の一部改正案 視覚障害用ブロック適用除外など
神奈川県は、「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例」の施行規則の一部改正案を作成。視覚障害者誘導用ブロック設置の適用除外規定などを設ける。2月5日まで案に対する県民意見を募集。10月1日の施行を目指す。
同条例の施行規則改正は、2009年10月以来となる。社会環境の変化を踏まえ、運用の改善を目的とした所用の改正を行う。
主な改正点の「視覚障害者誘導用ブロック」は、建物内の出入り口から受付等案内所までの区間について敷設することになっている。これを、小規模な建築物(200平方b未満)では、職員などが容易に視認でき、誘導がある場合は適用除外とする。
ブロックを敷設しない場合には、事前協議する際に添付する適合状況項目表の備考欄に、視覚方法や誘導方法を明記する。
公共施設におけるオストメイト対応の水洗機具を設けたトイレの整備は、幼稚園と保育所は適用除外とする。施設の確保を促進するための措置。
提供:建通新聞