土岐市は、土岐口開発に伴う周辺道路新設事業で国道19号周辺の道路改良工事を国に委託し整備する方針。国に委託し工事する事業費は2019年度までの債務負担行為で10億円を設定している。
土岐口財産区の中山鉱山周辺地区にイオンモール(千葉市)が進出することから渋滞緩和を図る。
全体計画は国道19号に加減速車線4カ所を設置する拡幅工事を行う他、にぎわいを創出するためプレミアムアウトレット土岐入り口前の交差点から国道19号を跨(また)ぎ(立体交差)進出予定地までの延長約1・1`区間を新設する。
今回の債務負担行為で設定した10億円で、国が工事を発注し、国道19号の拡幅と19号を立体交差させる橋梁整備を行う見通し。
市はプレミアムアウトレット土岐入り口前の交差点から国道19号までの延長約1・1`区間の道路新設を行う。
また土岐口財産区側のイオンモール進出に伴う道路整備や敷地造成工事は土岐市土岐口財産区が担当する。
これらの道路整備の詳細設計はテイコク(岐阜市)で進めている。設計工期は3月31日まで。開発許可の取得など手続きが順調に進めば、17年度にも道路整備着手する見通しだ。
提供/建通新聞社(2017/01/10)