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　東京都は、電子調達システム（電子入札と資格審査）の利便性を高めるため、利用日と利用時間を拡充する。土曜日を除いて毎日利用できるようにし、利用可能時間を「午前８時〜午後９時」に拡大する。３月１日に運用を始める。
　電子調達システムを使った電子入札と資格審査は現在、都庁の開庁日の午前９時〜午後６時（資格審査のデータ入力のみ午後９時）に利用できる設定となっている。今夏に行った利用者へのアンケートで、「現場から戻るとシステムが利用できない時間になっている」「外出する前に応札手続きをしたい」など、利用日や利用時間の拡充を求める声が多く挙がった。そこで、利用者の利便性を高めるよう、土曜日を除いてシステムを利用できるようにするとともに、利用時間を拡大する。
　これにより、日曜や祝日、出張前や帰社後に希望票や入札書の提出、資格審査申請のデータ送信が可能になる。ただし、「都庁開庁日の午前９時〜午後５時」となっているヘルプデスクの受付時間については変更しない。

提供：建通新聞社