建通新聞社(神奈川)
2017/01/05
【神奈川】小田原市 広域交流施設の優先交渉者決まる
小田原市は、小田原駅東口お城通り地区再開発事業の広域交流施設ゾーンの民間事業者を公募した結果、万葉倶楽部(小田原市)を優先交渉者に選定した。商業・公益施設などを用途とする複合集約施設を建設する。12月に第3回事業者選定委員会を開き、4者からの提案を審議し決めた。提案内容など詳細については1月第4週をめどに公表する予定。
今後、2月末から3月上旬に基本協定を締結し、2017年度以降に施設の設計・施工を開始、19年度中ごろの完成を目指す。
公募時の内容は、募集業種が商業・業務施設と公共・公益施設による複合集客施設。整備地は栄町1ノ625ノ5ほかで敷地面積5984平方b。参考月額賃料は250万円、参考保証金額3000万円。
選定状況の中間報告による4社の提案では、建築面積は3700平方b〜3900平方bとほぼ同程度となっているが、階数については2社が地上8階建てとし、他の2社が地上11階建て(1社は地下1階含む)、延べ床面積も1万0900平方b〜2万3500平方bに分かれていた。
また、商業・業務施設については1200平方b〜4600平方b、コンベンション機能は350平方b〜650平方bの範囲としているほか、ライブラリー機能やホテルの部屋数はそれぞれ近い規模となっていた。
提供:建通新聞社