日本工業経済新聞社(埼玉)
2016/12/28
【埼玉】越谷市が歩車道4・5kmの空洞調査実施
越谷市は中央中学校周辺にあたる宮前1丁目ほかで、陥没を未然に防止し、安全・円滑な交通確保を目的に路面下空洞調査を実施する。対象延長は、歩道が30路線1080m、車道は93路線3370m。業務は2017年3月21日納期で、17年1月17日に委託する。
車道部の空洞調査(1次)は電磁波地中レーダを用い、1車線あたり道路縦断方向に6測線以上のデータを取得・解析して異常箇所を検出する。測定幅は2・5m程度とし、1回の測定で6測線および2・5m幅を確保できない場合は複数回測定を実施し、測線数および探査幅を確保できるものとする。検出した異常箇所は、前方と左右の3方向の周囲の状況を撮影し発生位置を特定する。
歩道部における空洞調査は、電磁波地中レーダを用いて管路直上1測線のデータを取得・解析して異常箇所を検出する。