豊橋市は、第2次豊橋市民病院改革プラン(病院事業中期経営計画・改訂版)案を公表し、「手術センター棟」の整備計画などを追加で盛り込んだ。2017年度から2カ年度で整備を進め、19年度内の開設を目指すことを示した。
新設する手術センター棟は、市民病院の敷地内にある既設の更衣棟を解体して、跡地に整備する。現在、実施設計を東畑建築事務所(名古屋市中村区)で進めている。想定する施設規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1500平方bで、既設病棟と3階部分で結ぶ計画だ。
整備スケジュールは、17年3月ごろに更衣棟の解体と仮設棟整備に着手する。17年度上期中に本体工事の発注方法を検討するとともに、工事発注を見込んでいる。同市では、17年度当初予算に事業費を計上するため、予算調整を図る。
手術センター棟には、最新の医療技術に対応するため、高機能な内視鏡手術室、外科手術とカテーテル治療を同時に実施できるハイブリッド手術室を整備する他、更衣室や控室を設ける。同市では市民病院を、市内のみならず東三河地域における中核病院として位置付けている。
建設地は豊橋市青竹町地内。
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建通新聞社