浜松市は、浜北斎場(浜北区)の拡張再整備を計画しており、デザインビルド(DB)方式を見据えた基本設計と要求水準書作成を竹下一級建築士事務所(南区)に委託した。納期は2017年12月15日。
計画では、火葬炉数を既存の4基から9基とし、21年度の供用開始を目指す。19年度以降に設計・施工を一括で発注するDB方式を見据え、16、17年度に基本設計と要求水準書の作成を進める。
市は、15年12月に斎場の再編・整備方針を見直し、廃止を検討していた浜松斎場(中区)の存続と縮小再整備を決定。市内最大規模の浜松斎場の存続が決まったため、浜北斎場と雄踏斎場(西区)の拡張計画は、規模を縮小して進めることになった。浜松斎場は、火葬炉数を既存の14基から8基に縮小再整備し、26年度の供用開始を目指す。雄踏斎場は、火葬炉数を既存の3基から7基に拡張再整備する計画でおり、地形調査などを進める予定でいる。
提供:建通新聞社
(2016/12/28)
建通新聞社 静岡支社