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北陸工業新聞社
2016/12/27

【石川】旧北國銀行の本店跡地/熊谷組が設計・施工/ザ・パークハウス金沢城公園新築/三菱地所レジデンス15階建ての68戸/日本海側で初めて

 三菱地所グループでマンションブランド「ザ・パークハウス」を全国展開する三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が金沢市下堤町地内の旧北國銀行本店跡地で計画している「ザ・パークハウス金沢城公園新築工事」は、熊谷組が設計・施工で受注した。同レジデンスが日本海側に進出するのは初めてで、北陸新幹線の開業効果が際立つ金沢で新たなマンションプロジェクトが動き出した。
 計画によると、建設規模はRC造地下1階地上15階建て、総戸数は68戸。住戸タイプは2LDKおよび3LDKで専有面積は69・7平方メートルから152・91平方メートルとなる。
 場所は旧北國銀行本店および旧北國ローンセンターの跡地約2700平方メートルのうち、1085・86平方メートルがあてられる。来年1月下旬に安全祈願祭を行う。完成は2018(平成30)年7月下旬で、入居予定は9月末を予定している。
 三菱地所レジデンスでは「金沢は北陸新幹線の開業で最もホットなエリア。今回の場所も金沢城公園に近く最高の立地であり、歴史ある場所でいいものをつくりたい」(広報)としており、良い立地があれば新たな計画も視野に入れる。
 北國銀の本店跡地に関しては三菱地所レジデンスのほか、共立メンテナンス(東京)がビジネスホテル「ドーミーイン」を計画するほか、道路を挟んで向かい側の旧北國銀第2本館跡地ではユニゾホテル(同)の「(仮称)ユニゾイン金沢新築工事」の建設が進められるなど、これまでの金融機能からホテルやマンションといった新たな都市機能が生まれようとしている。

hokuriku