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堺市は、２０１７年度当初予算編成に向け予算要求を行っており、原池公園事業（野球場整備）の建設費などを要求している。
　主な建設関連事業を見ると、危機管理室では危機管理体制整備事業で防災行政無線のデジタル化や整備などに６３００万円を挙げている他、防災・減災対策推進事業で高潮避難計画などの策定に２２１８万円を要求している。総務局は、高層館大規模改修事業に７億６３０９万円を要求している。
　文化観光局は、百舌鳥古墳群ガイダンス施設等整備事業に２億７９３９万円を要求し、引き続き設計などを進める他、予定地の埋蔵文化財発掘調査やサイン整備などを予定している。また、原池公園事業（野球場整備）には、造成・建設工事費などとして１億４８１２万円を要求している。
　環境局は、ＥＳＣＯ事業として、市有施設１施設を対象にＥＳＣＯ事業可能性調査を行うため３３７万円を要求している。この他に東工場の延命化などのため、東工場整備事業に９億２８０６万円を盛り込んでいる。健康福祉局は、老人福祉施設整備補助に11億８９５８万円を要求。また、こども青少年局は、認定こども園整備事業に９億７６０８万円を要求している。
　産業都市局では農業用施設改修事業に１億９５７０万円を要求している。建築都市局では、堺東駅南地区市街地再開発事業の補助金などに13億２０８４万円を盛り込む他、北清水住宅建替事業に６億１２３４万円を要求している。また、建設局は、橋りょう耐震強化事業に26億９６８０万円、橋りょう長寿命化修繕に15億６８００万円などを要求している。
　消防局は、（仮称）堺市総合防災センター整備事業に６億０５４３万円を要求している。教育委員会事務局では、小学校普通教室への空調整備事業に13億８３８０万円、中学校施設等整備事業に12億２９９０万円を要求している。

提供：建通新聞社