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　鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部大阪支社は２０日、敦賀市地内「北陸新幹線、深山トンネル他」を政府調達協定対象（ＷＴＯ）に基づく一般競争入札で公告した。申請書等の受付は１７年１月２０日まで。開札は同３月１日に実施する。総合評価（施工体制確認型方式）の適用案件。
　主な参加資格は、土木およびプレストレストコンクリートの認定を受けている３者または４者のＪＶを条件とし、３者の場合は代表者が土木の客観点数１４００点以上、構成員は出資比率第２位が１２００点以上、出資比率最下位の構成員は１０００点以上１２００点未満（福井県に本社を置く者は９５０点以上１２００点未満）、４者の場合は、第２位まで同じで、第３位が１０００点以上、最下位が１０００点以上１２００点未満（同）―など。なお、プレストレストコンクリートについては客観点数は問わない。
　概要は、北陸新幹線、高崎起点４６７キロ８２７メートル〜４６９キロ８３４メートル（延長２０６７メートルＢｒｍ・６０メートルを含む）間のうち、深山トンネル（７６８メートル）、ＲＣ路盤（１０メートル）、ＲＣ橋台１基、補強土橋台１基、ＲＣ橋脚２２基、ＲＣ場所打Ｔ桁橋４連（２０メートル）、ＰＰＣＴ桁橋８連（４５〜３０メートル）、２径間連続ＰＣ箱桁橋１連（１６０メートル）、３径間連続ＰＣ箱桁橋２連（２１５メートル）、場所打ち杭５４本（ＲＣ橋脚５４基）、オープンケーソン基礎１基および深礎工１基他の施工を行う。工期は３６カ月間。
　使用する主な資機材は、生コンクリート約５万立方メートル、鋼製支保工約７５０基、ロックボルト９０００本などとなっている。