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建通新聞社(静岡)
2016/12/21

【静岡】静岡県焼津市 現庁舎増築か改築か年内にも固める

 焼津市は、2016年度に策定する新庁舎建設基本計画について詰めの作業を進めており、現庁舎の活用・増築か解体・新築かなど、計画の道筋を早ければ年内にも固める。
 新庁舎建設基本計画は、15年度に策定した基本構想を基に、より具体的な施設規模や建設方法、施設配置、事業手法など、さまざまな課題や諸条件への対応を具体的に盛り込み、その後の基本設計や実施設計の基礎となる計画。
 基本構想では、現庁舎を活用する案と解体する案を併記。活用する場合は、現庁舎6階建て延べ約5000平方bと、隣接する別館・議会庁舎跡地に9階建て延べ約1万平方bを増築。解体する場合は、12階建て延べ約1万5000平方bを新築するとした。概算建設費は活用案が66億7700万円、解体案が80億5100万円と試算している。
 16年度は、7月から9月に3回の市民ワークショップを開催。ワークショップでは、▽3カ所に分散した庁舎の統一▽市役所内の案内版(インフォメーション)の増加▽庁舎全体のレイアウト図の表示▽バリアフリー化への対応▽洋式トイレの増加▽エスカレーターやキッズスペースの設置―などが提案された。これらの意見は基本計画に反映していく。
 市では、16年度に基本計画を策定後、17〜18年度で基本設計と実施設計、19年度に工事着手、23年度の完成を目指すスケジュール。


提供:建通新聞社
(2016/12/21)

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