日本工業経済新聞社(群馬)
2016/12/20
【群馬】(仮称)太田スマートIC周辺道路整備
北関東自動車道・(仮称)太田スマートICの整備に伴い周辺道路整備を進めている太田市は来年度、市道太田成塚北金井1093号線の道路改良工事を発注する。来年度はネクスコ東日本への工事負担金および市が発注する周辺道路の整備費として約2億円を見込んでいる。市は2014年度から事業着手し、来年度末までの供用開始を目指す。総事業費は約5億8000万円(市負担額)を見込んでいる。
同ICは、太田桐生ICから3・9q、太田薮塚ICから6・7qに位置する成塚団地北交差点の北東側に整備していく。市は同IC整備に伴い、アクセス道路である市道1級2号線上の大鷲丁字路交差点改良工事と市道太田成塚北金井1093号線の改良工事を本年度から着手している。
同交差点改良工事は現在、協和建設(太田市)が本年度中の完成を目指し、急ピッチで進めている。
同1093号線の拡幅改良工事は、成塚団地北交差点から南へ約460m区間において、現道を6mから約11mへと拡幅する。また、歩道部と車道部の境界には通行者の安全を確保することを目的にL約460mの歩車道境界ブロック(H15p)を設置する。このほか、拡幅工事に伴い、同線東側に並行して整備されているL約460mのU字側溝(W1600o、H1200o)の付け替え工事も併せて実施する。来年度使うU字側溝は、本年度よりも若干大きくなる見込み。
本年度は成塚団地北交差点から北にL約260m向かった区間を石橋建設工業(太田市)が施工。来年度はその続きL約200m区間の工事を進め、工事完了を目指していく。
同交差点改良工事と同1093号線道路改良工事の測量および詳細設計は、技研コンサル(前橋市)が担当した。