全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　新潟市は１９日、公募型プロポーザル方式で選定を進めていた「旧中央卸売市場跡地の売却に係る事業者」について、最優秀提案者をダイア建設新潟と大和地所のグループに決定した。同グループの提案価格は２７億１８０万円だった。
　１次審査、２次審査ともに７グループの申し込みがあり、１７日のプロポーザル評価会議で最優秀提案者を選定した。提案の主な内容は、住宅面積が１万９５４５平方メートルで、うち戸建て用住宅が７８戸、集合住宅用地３棟１８５戸。公園面積が２２２８平方メートル、集会所敷地面積が２５３平方メートル（延べ１１０平方メートル）、スーパーマーケット・診療所等を含む複合施設が３４６０平方メートル、調剤薬局とベーカリーがともに９９平方メートルとなっている。
　２６日には各提案者の提案計画の寸評、最優秀提案者の提案計画書の概要版等をホームページに公表および地域・魅力創造部で閲覧となる。１７年１月下旬に仮契約した後、２月中旬に開かれる市議会２月定例会に議案上程し、本契約を見込んでいる。
　中央区上所３丁目３５４番１０の同跡地３万７０９８・１７平方メートルに、にいがた未来ビジョンや新潟市都市計画基本方針、中央区区ビジョンまちづくり計画に基づいた、良質な住宅地に囲まれた立地特性にふさわしい質の高い住環境の創出を目指すため民間事業者からの提案を募集していた。