学校法人片山学園(富山市、片山浄見理事長)は、射水市戸破の旧小杉庁舎跡地で開設する片山学園初等科について、17年5月ごろの着工を目指す。
片山学園では、10月に射水市と小杉庁舎跡地利活用事業に関する基本協定を締結。協議を進めており、17年3月に本契約を結ぶ。跡地2万1451平方メートルうち、対象となるのは約1万4000平方メートル。売却または貸借となる。
施設計画によると、建設規模はSRC造6階建て、延べ床面積約8155平方メートル(建築面積約2400平方メートル)。敷地面積は校舎が約5225平方メートル、グラウンドが約8375平方メートル。
定員は1学年当たり50人。県内初の私立小学校として開校は18年4月が予定される。
設計は押田建築設計事務所(富山市丸の内)が担当。
片山学園は05年度に中学校(施工・清水建設)、08年に高校(同・石黒建設)を富山市東黒牧に開校している。
なお、射水市では26日、「旧小杉庁舎解体工事」を開札する。工期は17年3月30日まで。予定価格は1億3850万円。