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日刊建設タイムズ社
2016/12/19

【千葉】一般競争入札で分譲/県企業立地課/茂原にいはる、袖ケ浦椎の森工団/来年1月下旬に初弾公告

 県商工労働部企業立地課は、造成工事を進めている茂原にいはると袖ケ浦椎の森の新規工業団地について、来年から分譲を開始する。分譲方法は一般競争入札を予定し、第1回目を来年1月下旬に公告、2月下旬から3月上旬に開札する予定。分譲の区画割り、価格などは検討中。土地の引き渡しは2018年3月以降となる見通し。分譲面積は茂原にいはる工業団地が約19ha、袖ケ浦椎の森工業団地が約32ha。
 両団地の分譲に伴い、同課では本年10月から11月にかけて企業への立地意向調査を実施し、@立地を希望する工業団地A希望面積及び位置B土地の利用形態C建設スケジュールD雇用計画E事業内容F必要とするインフラG投資計画H環境保全関係I入札参加希望時期――について企業の意向を確認した。調査では複数社から回答が得られた。これらをもとに、用地の区画割りなどを決める。
 分譲に当たってはこのほか、東京及び大阪で企業誘致セミナーを開催するとともに、現地視察バスツアーを実施し、都心からのアクセス性や周辺環境の良さなどの立地優位性をPRしている。バスツアーは今月14日に開催し、建設業や金融関係者など23人が参加した。
 両団地は、県が新規に整備を進めているもので、現在、造成工事が進められている。造成工事は来年秋ごろには完了する見通し。
 団地の概要は次の通り。
 【茂原にいはる工業団地】
 ▽事業主体=県、茂原市▽所在地=茂原市下大田▽全体面積=約42ha▽分譲面積=約19ha▽用途地域=工業地域▽建ぺい率・容積率=60%・200%▽用水=長生郡市広域市町村圏組合上水道日量1360立方m▽排水=工業団地排水管を経て太田川へ排水▽電力=高圧供給可能(特別高圧は要協議)▽ガス=要相談▽緑地等の規制=工業立地法に基づく緑地負担の軽減特例あり▽車でのアクセス=圏央道「茂原北IC」から約2・5km▽電車でのアクセス=JR外房線「本納駅」から約4km▽優遇制度=千葉県立地企業補助金、千葉県企業立地促進資金(融資制度)、茂原市企業立地促進条例に基づく優遇措置
 【袖ケ浦椎の森工業団地】
 ▽事業主体=県、袖ケ浦市▽所在地=袖ケ浦市代宿他▽全体面積=約50ha▽分譲面積=約32ha▽用途地域=未定、地区計画あり▽建ぺい率・容積率=60%・200%▽用水=袖ケ浦市上水道、県工業用水▽排水=袖ケ浦市下水道▽電力=高圧供給可能(特別高圧は要協議)▽ガス=都市ガス供給可能(中圧管)▽緑地等の規制=工業立地法に基づく緑地負担の軽減特例あり▽車でのアクセス=東関東自動車道館山線「姉崎袖ケ浦IC」から約2・5km▽電車でのアクセス=JR内房線「長浦駅」から約4km▽優遇制度=千葉県立地企業補助金、千葉県企業立地促進資金(融資制度)、袖ケ浦市企業立地奨励金k_times_comをフォローしましょう
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