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建通新聞社(中部)
2016/12/27

【愛知】特環田口地区17年度処理場敷地造成へ 設楽町

 設楽町は、特定環境保全公共下水道事業として「田口地区」を計画しており、処理場の敷地造成に向け、地質調査を開始した。中部ウエルボーリング社(名古屋市千種区)に業務を委託、現況を把握する。2017年度事業では造成工事を進める他、一部面整備の詳細設計を進める方針。
 同事業は、処理場建設と幹線管渠の敷設を愛知県の代行事業により進めるもので、現在処理場の基本設計を進めている。施設の配置などが具体化したことから、同町が地質調査に着手。ボーリング調査を3カ所で実施し、敷地の状況を確認する。敷地の造成設計は、中日本建設コンサルタント(名古屋市中区)が担当、17年3月17日までの履行期限で進めている。
 今後は、17年度に処理場の敷地造成を行う他、一部管渠詳細設計を進める。18年度事業で面整備に着手する方針だ。一方、県は17年度の処理場詳細設計を経て、18年度に建設工事に着手する予定。建設地は上原荒尾線沿いで、田口字折地地内の面積約1万平方b。現時点では21年4月に一部供用開始、24年4月で全面供用開始を目指す。
 田口地区は、計画区域面積約81・5f。計画人口は1000人で、計画戸数は435戸。計画汚水量は1日当たり平均で545立方b、最大で690立方b。計画策定業務は中日本建設コンサルタントが担当した。概算の総事業費は約28億円を見込む。

提供:建通新聞社