安城市は、2017年度にJR安城駅の南側、市役所の東側で区画整理を進める「安城南明治土地区画整理事業」地内の一部区画を活用し、事業提案、開発する事業者の募集を計画している。集合住宅や福祉施設、商業施設などで構成する複合施設を募集することになりそうだ。
対象の区画は、安城一色線沿いで末広町地内(街区番号28)の約3000平方b程度を確保する予定だ。今後、関係協議を進めて確定する見通し。
計画によると、区画内に建設中の図書情報館、ホール(約250席)、イベント広場、民間駐車場、カルチャースクール、スーパーマーケットのドミー(岡崎市)などで構成する中心市街地拠点施設(アンフォーレ)と競合しない他、立地を生かした市街地の活性化につながる施設の誘致を目指した事業提案、事業者の募集を目指している。具体的な募集内容は今後、詰める。施設として、集合住宅や介護・福祉施設、商業施設などで構成する複合施設を想定している。
土地は売却する予定で、同市の第8次安城市総合計画の実施計画(17〜19年度)では、18年度に設計補助として事業費1億0500万円(進捗率12・3%)、19年度に建築補助として事業費3億0500万円(進捗率48・2%)を設定している。
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建通新聞社