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日本工業経済新聞社(群馬)
2016/12/15

【群馬】太田小など給食室を改築

太田市は来年度、学校施設環境改善交付金を活用し、太田小学校(本町31−1)および休泊小学校(龍舞町3816−3)の給食室の改築工事を実施する方針だ。市は12月補正予算で2校分の設計委託料739万8000円、解体工事および建築工事に掛かる費用として3億2744万3000円を計上した。
1980年度に建築された太田小給食室は南北に配置された校舎に挟まれた位置にあり、S造平屋建てで、建築面積は約175u。内部には調理室や休憩室などが整備されている。市ではこの給食室を解体し、跡地に建築面積が300u前後となる新施設を建築する計画。新施設の内部には調理室のほか、研修室や洗浄室などを整備していく。
解体工事と建築工事は一括して来年度早々に発注する予定。本体工事には夏休み期間から着手し、2018年2月ごろの完成を目標に工事を進め、4月からの稼働を目指していく。市では解体工事と建築工事に掛かる費用として1億5333万5000円を見込んでいる。なお、工事期間中は、新田金井町地内の新田学校給食センターからの配食を予定している。
1985年度に建築された休泊小給食室は校舎北側に位置しており、S造平屋建てで、建築面積は約185uとなっている。内部は太田小とほぼ同様。新施設は学校内の別の場所に建てる予定で、市と同校とで検討を進めている。建築工事完了後に既存施設は解体する。
新施設の建築面積は太田小と同規模程度を予定し、内部についても太田小と同様となる見込み。建築工事を来年度の第2四半期ごろに発注し、解体工事については2018年度の発注を想定している。市は解体工事と建築工事に掛かる費用として1億7410万8000円を見込んでいる。