笠松町は、「学校給食センター移転新築」を建築・電気・機械の三つに分離して年明け早々に公告する。3月の定例会で施工者を決定し年度内に着工する予定だ。国の第2次補正による交付金を投入するため、前倒しでの発注となった。
給食センターの新施設は、現段階での計画規模が鉄骨造2階建て延べ1400平方b程度としている。
施設の老朽化と施設の狭隘(きょうあい)化の他、文部科学省の衛生基準に対応するために移転し建て替える。最大で1日約2300食の給食に対応する。18年4月の稼働を予定している。
建築工事は当初17年度に発注する予定だったが、国の2次補正で事業費の交付決定を受けて、補正予算案に工事費7億3800万円余りを計上。年度内着工を目指すこととなった。
移転先の敷地は円城寺字川田の町有地と民有地で、面積は合計約3000平方b。10月までに民有地の取得は完了している。設計は司設計(岐阜市)が担当し2017年3月までの設計工期で進めている。
また、新築後の既存施設(鉄骨造一部2階建て延べ820平方b)については、施設を活用するか、除却して敷地を売却するかなどについて検討中だ。
提供/建通新聞社(2016/12/14)