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宮崎建設通信社
2016/12/14

【宮崎】防災食育センター建設に15億 えびの市の29年度予算要求

 えびの市は9日、平成29年度当初予算編成に向けた予算要求段階に於ける主要事業の概要等を公表した。12月8日時点における平成29年度当初予算の一般会計要求額は、対前年比16億9758万円増の146億5258万円。建設関連の主要事業では、防災食育センター建設事業に15億3837万円を要求している。
 予算編成過程に於いて市民の一層の参画を図り、関心を高めてもらうため、関係各課及び事務局の予算要求状況を公表し、その中で挙げられた主な事業について広く市民から意見を募る。寄せられた意見等は予算編成の際の検討材料とする。
 各会計の要求額は、一般会計が146億5258万円で前年当初比16億9758万円増、国民健康保険・後期高齢者医療・介護保険で構成する特別会計が81億3854万円(前年比4253万円増)、病院事業会計が10億3155万円(同2671万円増)、水道事業会計が7億4475万円(同1億2002万円減)。
 主な建設関連事業では、観光交流センターを建設する都市再生整備計画事業に1億1894万円、市道宮崎水俣線の道路改良工事と加久藤橋架替の工事施行負担金を計上する都市計画道路事業に5億2949万円、防災食育(学校給食)センターを建設する防災食育センター建設事業に15億3837万円などを要求している。
 市は、これらの要求事業をホームページ等で公表し、各事業に関する意見を29年1月5日まで受け付ける。寄せられた意見を参考に、財政課による予算ヒアリングや市長査定を経て、1月下旬に予算案を決定し、2月下旬に開会する定例市議会に予算案を提出する。市議会での議決を経て、新年度予算を正式に決定する。